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倒産、M&Aの危機、そして再建へ― 「明朗な経営」が会社を救った。

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石岡市倫理法人会 第1311回
モーニングセミナーレポート4/18

赤字の時こそ、徳の貯金
法人レクチャラー 永田由紀夫氏
金砂郷食品株式会社 代表取締役 

くめ納豆といえば誰でも知っている茨城を代表する老舗納豆メーカーでした。しかし、その歩みは決して平坦なものではありませんでした。同社はかつて、100億円もの負債を抱え倒産。
さらに再建の過程では、M&Aを巡る深刻な危機にも直面します。

「会社を守りたい」

その一心で進めた再建でしたが、思うようにはいきませんでした。
資金繰り、人間関係、経営判断―。
精神的にも極限まで追い込まれる中、信頼していた相手との間で大きな問題が発生。

“会社再生”のはずだったM&Aは、結果として永田社長自身が大きな苦しみを背負う出来事となりました。

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資金繰り、人間関係、経営判断―。

精神的にも極限まで追い込まれる中、信頼していた相手との間で大きな問題が発生。

“会社再生”のはずだったM&Aは、結果として永田社長自身が大きな苦しみを背負う出来事となりました。
「騙されたような感覚だった」
そう振り返るほどの厳しい経験。

会社を失う恐怖。

社員を守れないかもしれない不安。
将来が全く見えない日々。

それでも永田社長は逃げませんでした。

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どれほど厳しい状況でも、地域の信頼を失わず、
社員と向き合い続け、もう一度“くめ納豆”を立て直すことを決意します。

その支えとなったのが、倫理法人会で学び続けた
“実践”でした。

毎日読み続けた「職場の教養」。
朝の挨拶。
感謝を伝える習慣。
そして、「まず自分が明朗であること」。

永田社長は、経営を立て直す前に、自分自身の心の在り方を変えていったと語ります。

以前は、細かく指示を出し、社員を管理しようとしていました。
しかし再建を通して、
「社員を信じ、任せて見守る」経営へと大きく転換。

すると社内の空気が変わり、品質改善が進み、クレーム件数も大幅に減少。
社員が自ら考え、動く組織へと変化していきました。

さらに2023年12月。一度は失った大型案件が突然戻り、約6億円の売上回復につながるという“奇跡”のような出来事も起こります。

永田社長は、その理由を単なる経営戦略だけでは説明できないと言います。

「日々の実践や、人とのつながり、感謝の積み重ねが、見えないところで人生を変えていく」

今回の講話では、

・倒産からの再建
・M&Aで経験した危機と葛藤
・社員との向き合い方
・“明朗な社長”でいる意味
・徳の積み重ねで良い習慣が人生を変える理由
・地域と共に生きる経営

について、実体験をもとに赤裸々に語っていただきました。

経営者だけではなく、

組織づくりに悩む方、
人生の壁に直面している方、
家庭や人間関係をより良くしたい方にも、
大きな気づきと勇気を与えてくれる講話です。

ぜひ機会があればご参加をおススメします。

石岡市倫理法人会は毎週土曜日6時より開催しています。