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職場の教養との出合が私の人生を変えた

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桜川市倫理法人会野口昇副会長、ようこそ神栖市へ(^^)/ 今振り返れば、サラリーマンという職業のおかげで妻と出会った。しかし出張の多いサラリーマン、ある日、妻が母子家庭とつぶやくのを耳にし、ショックを受け、独立を考えるようになった。 起業について学ばず始めてしまった事業・・・考えが甘いと気づく日々であった。時は日本の高度成長時代。資本金を用意することも厳しい中であったが、時代に恵まれ事業を軌道にのせることが出来た。 石材の機械は特殊で、精度が求められる。1mmの狂いも許されない。やがて、資本金10万円の会社が年商10億を超えるようになった。何やっても仕事が成功し、だんだん有頂天になっていった。そんな自分に試練が・・・。平成3年、社会情勢が一転、バブル崩壊到来!自分の会社は関係ないと思っていたが、取引先が次々と経営不振になり、資金回収が出来なく、キャンセルが相次ぎ窮地に追い込まれた。この時期、4億もの借金を背負うことになった。

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本気で経営について勉強を始めた。セミナーにいくとアイデアが浮かび安心するが、なかなか現実に結び付かない。どうしようと思っていた時期(平成4年)に取引先の営業の方から「職場の教養」をもらった。その本を読みものすごい感銘を受けた。倫理研究所に電話をし、下妻市倫理法人会を紹介され、入会することになった。下妻➤筑西➤桜川市と倫理拡大に貢献されている。

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入会して33年、入会して休まずモーニングセミナーに参加している。いろはかるたを手に取り「いつも的を射たことが書かれている」と語る。 活力朝礼を導入し、職場の教養も従業員に浸透した。私も従業員も「職場の教養」は無くてはならない存在となっている。 石屋事業のピークは過ぎ、8割以上が中国産となり厳しい市場となっている。息子がネットを活用し全国展開をし、事業を維持している。これから先、厳しい時代が来るかもしれないが、苦難を乗り越えるとその先には次の人生がある。苦労したからこそ、今がある。苦労して良かったと過去を振り返る表情に感動を覚えたのは私だけだろうか・・・。