お問い合せ TEL029-835-3771

茨城県土浦市木田余西台2-66 IBCビル203号室

「一十百千万の実践」            田形 健一

area

テーマ「一十百千万の実践」 一般社団法人倫理研究所 法人局 名誉研究員 田形 健一 氏
「一十百千万(いちじゅうひゃくせんまん)の実践」とは、正式には「一読・十笑・百吸・千字・万歩」と呼ばれる健康法です。年を重ねてもボケずに、健康で生き生きと過ごすための心得です。一・十・百・千・万と数字が順に並ぶので、とても覚えやすい標語になっています。
その中身は、次の五つです。
一読 —— 一日に一度は、少し硬めの文章を読む。おすすめは新聞の社説です。頭の体操になり、認知症の予防につながります。
十笑 —— 一日に十回くらいは、声を出して笑う。免疫力が高まり、脳の血流が増え、エンドルフィンが分泌されて幸福感が得られます。人のいいところを見つけて褒めることも、笑顔と同じように、自分も相手も明るくしてくれます。
百吸 —— 一日に百回は深呼吸をする。副交感神経の働きが高まってリラックスでき、脈拍がゆっくりになって血圧も下がります。「息を吸えば心整い、心整えば息整う」と言われるように、呼吸と心は深くつながっています。怒りの感情はピークがわずか六秒間。カッとなったときこそ、スーッと長く息を吐いてみましょう。

area

千字 —— 一日に千字くらいは文字を書く。日記や手紙、メモなど、何でも構いません。特に漢字を使って、一字一字を丁寧に書くと、認知機能を高めることができます。
万歩 —— 一日に一万歩を歩く。足は「第二の心臓」と呼ばれ、歩くことでたまった血液を心臓に戻し、血のめぐりをよくしてくれます。難しければ、椅子に座ってかかとを上げ下げするだけでも効果があります。
こうした実践は、どれも特別な道具も場所もいりません。日常のちょっとした時間を生かすことができます。たとえば、エレベーターのドアが閉まるまでの時間は、わずか四秒ほど。その短い間も、誰かのために祈る時間にあてることができるのです。
モーニングセミナーは、わがままを捨てる道場です。「ありがたい」「うれしい」「楽しい」——この三つの言葉を口にしながら、一十百千万の実践を毎日の暮らしに少しずつ取り入れていきたいものですね。