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神栖市倫理法人会          会員スピーチ

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テーマ:母になる 根本 築(明治安田生命保険相互会社 支部マネージャー/令和6年入会) 私は4人家族のシングルマザーです。矢野さんの紹介で倫理法人会に入会し、皆さん の明るさや前向きな姿勢に触れて、自分自身も元気を取り戻すことができました。 19歳のとき、大学生だった夫と結婚し出産しました。クリスマスイブの日、夫の実家へ 挨拶に行きましたが、義両親には反対され、夫も私を庇ってくれませんでした。 それでも私は「子どもを産んで育てる」と決意しました。しかしそのことで実の両親から も家を出るように言われ、孤独の中での出発でした。 出産後、両親とも再び会うことができ、夫と3人での生活が始まりました。義母が働く お弁当屋からは、余ったお弁当をいただくようになり、少しずつ支え合う関係も生まれ ました。 その後、夫の帰りが遅くなり、次第に家庭の雰囲気が悪化。夫の金銭問題や遊びに よる借金が原因で離婚に至りました。 倫理を学ぶ中で、ようやく夫やその家族への感謝の気持ちを持てるようになりました。 今では、あの経験があったからこそ、母として、そして一人の人間として強く成長でき たと感じています。

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幹事 佐藤理恵氏 株式会社メディウェルフ 代表取締役 佐藤理恵さんは、幼いころから厳しい環境で育ちました。 絵本の代わりに六法全書を読まされ、剣道は実業団で30歳まで続けました。高校ま では門限が夕方5時で、外出が許されるのは剣道の道場だけ。東京に住んでいなが ら遊びに行くこともできませんでした。19歳のときに父が殉職し、母は働きに出るよう になります。 その後、結婚して夫の転勤で神栖へ。社会人として保険会社で部長を務めました。香 取市倫理法人会の児玉会長に誘われて入会しましたが、当時は仕事は順調でも家 庭は離婚。 「倫理を学んでも変わらない」と感じ、退会しました。 しかしその後、吉田みどりさんと津島さんに再び声をかけられます。 東京から母を引き取り介護を始めましたが、母は体重27キロ、余命半年と宣告されて いました。自宅で介護を続けるなか、母が自力でトイレに行こうとして倒れ、汚れた服 を自分で洗っている姿に深く心を打たれました。 そんな母が「朝はトイレに行かないから、倫理に行っておいで」と言ってくれたことがき っかけで、再び倫理法人会に入会します。 母を見守りたい一心で介護施設を設立。 施設では「ありがとう」を合言葉に、明るく前向きな言葉を大切にしました。 その結果、利用者の状態が次々と良くなっていきました。 佐藤さんはそこで、「学ぶだけでなく、実践こそが大切」だと気づいたのです。