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青年委員会ナイトセミナー『新の経営者とは…先代と承継者が語る』

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11月19日(火)サンロード鹿島にて、茨城県倫理法人会青年委員会主催 青年ナイトセミナーの集いが開催!!  田口伸一鹿嶋市長から事業承継した相澤正弘執行役員社長(株式会社田口商事)の講話です。どのような話が聞けるのか(^^)/

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相澤正弘さん  奥様とお子様3人に恵まれ、5人家族で楽しく過ごしている。 田口商事に入社する前、様々な経験をしている。3つの会社をクビ⁈になった時に新たな決意をしたそうである。これまでの自分は、プライドが高くコミュニケーションが苦手、その先には・・・の人生から真逆な事をしようと決意し田口商事との出会いがあった。新天地で、全て「はい」の取組をしようとしたが中々上手くいかず・・・アルバイトで雇用されていることもあり退職を考えたが、ある人の言葉で正社員の道へ進む。 自分が大切にしている3つの言葉 「覚悟を決める」「人のために生きる」「やる(実行)」 やがて田口社長と話す機会が増え「相澤くんはそのままでいい、好きにやったらいいよ、ケツは私がふくから」と言われ田口市長にほれ込んだ相澤氏。その後、猛烈に仕事をするが、悪いところが出てしまい、社内の雰囲気がガタガタに・・・ある時、自分を変える機会を得た。今は社内雰囲気が少し良くなったのでは・・・。 田口社長が県会議員→鹿嶋市長と進まれる中で、会社を任せられ責任の重さをだんだん理解するようになった。社長業に就き3年、顔の見えないお客様の喜ぶ顔を見るためにと考え、清掃を徹底的に行っていると熱く語る。 自分の好きなところ「非常に運が良い」こと。過去に起こった良くない運命があったからこそ、今が良いのではと思う今日この頃と語る相澤氏であった。

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「私も運がいい人生である」と語り始めた田口市長。 3つの良い運とは、人に恵まれたこと(相澤さんと巡り合えたこと)、鹿嶋市長に就任できた事、会社は社会の公器であり私利私欲のために使ってはいけないと思い誰でも継げる会社にすること。 人を育てるということは、言って聞かせる事ではなく、失敗に失敗を重ねて成功体験を注入していくこと。これが重要である。ただし、失敗は会社に影響しない程度が大事。一緒に飛び込み営業し得た成功体験を重ね、経験値を積み上げて今の相澤氏が生まれた。 今、市長としての試練に立ち向かうことになる。新日鉄高炉閉鎖・鹿島アントラーズ移転の話など。火中の栗を拾うのが役割と先輩に諭され、会社経営を他者へ任せ、公共の仕事に特化することを決意した。 会社のために経営するのでは悲しい、世に役立つ仕事がなくなった時が会社を閉める時だと考えている。事業継承とは、最後の後始末と考えている。後始末をする癖をつけることが大事。 自分のためにではなく社会のために倫理を学んでほしいと思うと語りを終える。