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明るく生きるには          池田あけみ

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明るく生きるには ―― 茨城県倫理法人会 県南地区長・法人レクチャラー 池田あけみ氏


茨城県倫理法人会 県南地区長・法人レクチャラーの池田あけみ氏は、幼稚園教諭を経て生命保険業界に身を投じ、36年にわたり保険営業の第一線で活躍してこられました。2010年に龍ヶ崎市倫理法人会に入会後、9年間の専任幹事を経て会長を務め、現在は県南地区長として、また来年度からは茨城県女性委員長として活躍される池田氏。今回は、ご自身が倫理を通じてどのように「明るく生きられるようになったか」を、飾らない言葉で語ってくださいました。
誰も信じられなかった日々
ご主人を亡くされてから、池田氏はしばらく人間関係に深く悩む日々を過ごしていたといいます。「誰も味方がいない、敵ばかりだ」という考えに囚われ、布団の中で膝を抱えて過ごすような、いわば塞ぎ込んだ状態が続いていたそうです。そんな中で出会ったのが「倫理」でした。
嫌いな人の「裏側」を見る
倫理指導を受けた池田氏に与えられた最初の課題は、大嫌いだった人の良いところを10個見つけること。なかなか見つからず苦労していたところ、指導者から「欠点の裏側には必ず長所がある」と教えられます。「うるさい」は「元気」、「ケチ」は「節約家」、「マウントを取ってくる」は「リーダーシップがある」というように、物事を裏返して見る視点を身につけていきました。この経験を通じて、「人は鏡である」こと、そして倫理とは他人にではなく自分自身に向けるべき学びであることに気づいたといいます。
お金・土地・お客様への向き合い方
池田氏は、倫理指導を通じて実践してきたいくつかのエピソードも紹介しました。
借金を抱えていた際には、指導者から「お金さんに謝りなさい」と言われ、財布と貯金箱のお金をすべて出して土下座して謝罪。財布からプラスチック製品を取り除き、お金だけを入れて丁寧に扱うようにしたところ、思いがけず身内から借金を肩代わりしてもらえる出来事があったといいます。
また、だまされて購入してしまった土地に悩んでいた際には、「掃除をして、ちゃんと謝りなさい」との助言を受け、雑草を刈り、誰もいない場所で土地に語りかけるように挨拶を続けました。すると3ヶ月後、思いがけず買い手が現れたそうです。
営業成績が伸び悩んだ時期には、恩人への感謝を忘れていたことに気づかされ、亡き母への感謝、かつての上司への毎晩の心の中でのお礼、そしてお客様へ毎日一枚のはがきを書くという実践を続けたところ、お客様から次々と連絡が入るようになり、成績も回復していったといいます。
手紙がもたらした家族の絆
もう一つ印象的だったのが、研修所で書いた感謝の手紙のエピソードです。息子の結婚相手に複雑な感情を抱いていた池田氏でしたが、研修中に感謝の手紙を書く時間があり、書き始めると涙が止まらなくなったといいます。「息子と結婚してくれてありがとう」「可愛い孫を産んでくれてありがとう」――言葉にして初めて、自分がどれほど感謝を忘れていたかに気づいたそうです。手紙を渡した後、お嫁さんから食事に誘われるようになり、今ではすっかり良い関係を築けているとのことでした。
明るく生きるための実践
最後に池田氏は、倫理指導を受けて悩みがなくなり、心が穏やかになったこと、そして早起きによって心身の調子が整うことを伝えました。「人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変わればよい」という倫理の教えに触れながら、他人を責める気持ちが消え、明るく生きられるようになった実感を語り、講話を締めくくりました。
参加した会員からも、身近な人間関係を見つめ直すきっかけになったという声が多く聞かれました。