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苦難で変わり始めた自分!
事業を立ち上げ9年目の43歳の社長。現在、タイヤサービス事業を展開している。 会社員の家庭で育ち、苦労なく成長してきた。高校を卒業しガソリンスタンドで14年働いていた頃、稼ぎは全て小遣いであった。14年の中で結婚したが自分が変わることなく、家庭を顧みず変わらない人生を過ごしていた。30歳の年末、家庭を顧みない生活をしていた自分に父は激怒していた。翌日の元旦、父に謝罪し、家族へ旅行に連れていく、父母に誕生日の贈り物をするなどしたが表向きのこと。心の中は「遊びたい」という気持ちでいっぱいで本心は変わっていなかった。
名刺交換時、受け取りを拒否された経験から、飛び込み営業が出来なくなり、テルアポに仕事方法を変えたが、電話でも契約が取れない日々が続いた。朝8時にお酒を飲むと気分が向上し、電話営業が上手くいくようになったが、その後対面となると汗だくの状態であった。徐々に営業が上手くいき始めてきたが、資金繰りの問題が勃発した。第1の苦難の始まりである。ふと自分の過去を振り返った。身勝手な自分が走馬灯のように現れ、なかなか妻に真実を語れなく、時間だけが過ぎていった。妻に全てを話すと決意し、離婚宣告されることを覚悟し妻に話した。妻はすべてを受け入れてくれて、激励してくれた。その後、事業が順調に伸びていき、精神的な余裕も生まれてきた。
順調になるにつれ、他社との比較を意識するようになった。2代目社長より創業した自分の方が偉いと思うようになった。こんな日々を過ごすと従業員との関係にひびが入りだした。また車に始まりいろいろなものが壊れていき、金銭的に大変な状況に陥った。このタイミングで、倫理指導を受けた。倫理指導で「モノを大切にしなさい」と言われたが、感謝の気持ちが上辺だけで実践が中途半端であり実行出来でいなかった。その結果、改善することなく、どんどん苦難が広がった。ある時、同級生であり従業員でから「きちんと仕事していないだろう!」と言われ、ぎくしゃくした関係が続き、ある日の話し合いで、退職となった。また倫理指導を受けた。「人に嫌われている」「人の話を聞いていない」と言われ、振り返ると感謝の気持ちがなく、当たり前になっていた自分にきづいた。苦難を経験することで気づきを得て、ブラッシュアップし続けている。会長2年目となりさらなる実践を行っていきたいと思う。 講和の中で、表情がどんどん変わる廣木会長。講和の中でも自分磨きの実践をしていることがわかった。
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